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ASSOC. PROF. TAKAYUKI SUZUKI

​       鈴木 孝幸

 脊椎動物における骨格パターンの進化をもたらしたメカニズムを発生生物学、分子生物学、進化発生生物学の手法を用いて研究しています。

 近年の研究成果では、長年の謎であったヘビの胴体が何故長いのか、ヘビ特有の骨格パターンの形成メカニズムの謎を解明し、NHKを始めとしたテレビや多くの新聞、海外のメディアに取り上げて頂きました。

 進化の過程は胚の発生過程に刻まれています。そのため胚の発生過程を研究すると進化の道筋が少しずつ明らかになっていきます。その道筋を実際に描いているのが遺伝子の変化(進化)です。近年の発生生物学の手法を用いると、この遺伝子の変化が起こった時に、どのような形態の進化が起こったのか、実際に実験を行って検証することが出来る時代となりました。このように、進化のメカニズムの解明は、発生生物学を中心とした分子生物学やこれまでの進化学など多角的な視点や方法論を用いて解明していくことが期待されている、今後大きく発展していく研究分野です。

 骨や骨格パターンの進化、発生メカニズムに興味のある人はぜひコンタクトを下さい。

・修士2年の斎藤成治さんのHox遺伝子と体軸の伸長に関するレビュー"How do signaling and transcription factors regulate both axis elongation and Hox gene expression along the anteroposterior axis?"がDGDに掲載されました(2020.6)
・天然記念物であるチャボが短足である原因を突き止めCommunications Biologyに発表しました。"Deletion of IHH and NHEJ1 causes the dominant semi-lethal trait of the Creeper chicken"(2020.3) 毎日新聞等メディアに掲載されました。
・修士2年の斎藤成治さんの論文"Recommendation of Brilliant Blue instead of Fast Green as a dye at in ovo electroporation."がDGDに掲載されました(2019.10)
・"日本遺伝学会 若手奨励賞"を受賞しました(鈴木孝幸)(2019.9)

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